工場センター
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工場センターは空港の管制塔のような役目を受け持っています。
印刷前に紙面データ、配送先情報やトラックへの新聞梱包脱荷データを確認し、当日の予定を新聞印刷機(輪転機)に振り分けます。
印刷が開始されると、印刷状況や梱包の脱荷状況などを監視する他、新聞社からの指示などを工場内の各部署に伝達します。
製版(CTP)
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輪転機に装着する版は刷版(サッパン)と呼ばれ、CTP(シーティーピー)という機械で製版されます。
CTPとはコンピューター(Computer)トゥ(To)プレート(Plate)の略で、送られてきたデータをアルミ製の刷版にレーザーで書き込みを行い、新聞印刷機に装着できる形に端を折り曲げます。CTPでは紙面データ出力から約3分後には製版されて、その後は20秒に1枚のスピードで製版することが可能です。出来上がった刷版は印刷オペレーターが指定の位置に装着します。
給紙
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新聞を印刷する用紙は、大きなロール状の用紙で「巻取り」と呼んでいます。その重量は、重いもので1トン以上あります。
印刷中に巻取りが無くなっても新聞印刷機を停止することなく、自動で次の巻取りに紙継ぎを行います。
また、巻取りは紙庫という保管場所からすべて自動で無人搬送車により新聞印刷機に運ばれ印刷機に装着されます。
印刷
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新聞印刷機(輪転機)は表裏8㌻が印刷できる印刷機5台と、印刷した用紙を重ねて新聞の体裁にする「折部」1台で構成され、これを輪転機「1セット」と呼び、1セットで最大40㌻の新聞が印刷できます。1セット5台のうち2台はカラーを印刷できる「タワー機」で、40㌻のうち16㌻までカラーを印刷できます。
多色(カラー)印刷の写真や広告はすべて藍(シアン)、紅(マゼンタ)、黄(イエロー)、墨(ブラック)の4色の重ね刷りで印刷しています。印刷のズレが無いよう絶えずオペレーターがチェックしています。
新聞印刷機は高速で稼働し、1分間に1000部~1200部を印刷することができます。
インキタンク
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新聞印刷は、インキを大量に使用します。
工場内には、インキタンク室があり、各色、大きなタンクから配管を通じて新聞印刷機に自動供給されます。
使用しているインキには、環境に配慮して溶剤に大豆油が使用されています。
梱包
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輪転機で印刷された新聞は1部ずつ搬送装置(キャリア)に掴まれて梱包場に運ばれます。
運ばれてきた新聞はカウントスタッカーと呼ばれる機械でページ数により決められた部数に束ねられた後、バーコードが付いた宛名紙が自動で乗せられ、フィルム包装されます。
梱包された新聞束はベルトコンベアを流れ、宛名紙のバーコードを読取り、各トラックへと振り分けられていきます。
配送(トラックゲート)
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トラックゲートに待機しているトラックへは、印刷開始から最速2分程度で梱包された新聞束が流れていきます。
新聞は、配送時間が細かく決められており、トラックは決められた個数の梱包が積載されると、すぐに各販売店へ出発します。
印刷工場では指定された部数を指定時間内に、きれいに印刷することが求められています。
排紙台に最初の新聞紙が出てきました。その後キャリアで一部ずつ運ばれています。
新聞輪転機最上部。高さ約15mあります。ここでは新聞はまだつながっています。
三角板。新聞の幅に重ねられ、三角板で二つ折りにします。この下に折り機があり、新聞のサイズに仕上げられます。
印刷風景。体裁を整える者、色を合わせる者、見当を合わせる者、3名で協力しながら新聞を作っています。
紙繋ぎ作業。巻き取り紙を使い終わったら、印刷機を止めずに次の紙に繋ぎます。ペースターと呼んでいます。
左手にあるモニター画面と刷り上がった新聞を見比べながら、操作盤で色を調整しています。